TOOLDAQ AI

このページにアフィリエイトリンクはありません。数値は当サイトの掲載データ(239銘柄)をビルド時に集計したものです。

Rating Guide|格付けの読み方

「A」は優秀という意味ではない——239銘柄の85.8%がA以上だから

直近審査日 2026-09-01・掲載データから再集計

Conclusion

結論から

格付けの1文字は「足切り」にしか使えない。239銘柄のうちA以上が205件(85.8%)を占め、Aは上位ではなく中央値だからである。実際の選択は6軸のほうで決まり、とくに日本語対応(平均69.4)は6軸で最も低く、格付けへの効き方も最も弱い。日本語で使うなら、格付けを見たあとに必ず日本語対応の軸を自分で差し引くこと。

向いてる人

  • 格付けと6軸スコアを、自分の用途に合わせて読み替えたい
  • 日本語のUI・サポートが要る環境で導入を検討している
  • 上位帯だけを見て選んで、あとで合わなかった経験がある

向かない人

  • ×「結局どれを買えばいいか」だけ知りたい(用途別ランキングか診断のほうが早い)
  • ×英語のまま使うのが苦にならない(日本語対応の軸を差し引く必要がない)
  • ×第三者機関の厳密な認証として使いたい(当サイトは格付け機関ではない)

239銘柄・評価6軸・7段階の定義はすべて公開

格付け規程の全文を読む →

まず分布を見る——Aは上位ではなく真ん中

格付けを「AAAが最高でCが最低」とだけ理解すると、まず間違えます。重要なのは定義ではなく分布のほうです。掲載239銘柄を7段階に並べると、次のようになります。

格付け銘柄数構成比6軸平均
AAA218.8%89.9
AA7631.8%83.9
A10845.2%73.0
BBB229.2%58.8
BB114.6%51.5
B10.4%41.8
C00.0%

A以上が205件(85.8%)。つまりAは「上位に入った」印ではなく、掲載銘柄の中央値です。BBB以下は34件(14.2%)しかなく、Cに至っては0件です。上位帯(AAA・AA)に限っても97件・40.6%あり、10銘柄中4件が該当する計算になります。

ですから「A格だから安心」という読み方は成立しません。格付けの1文字が使えるのは、BBB以下を候補から外すという足切りの用途だけです。候補が3つ4つに絞れたあとは、格付けを見ても差が出ません。そこから先は6軸の出番になります。

6軸のうち、格付けを動かしているのはどれか

6軸のスコアと確定格付けの関係を相関係数で出すと、軸ごとに効き方がはっきり違います。マイナスに大きいほど「その軸が高い銘柄ほど上位の格付けになっている」という意味です(格付けは上位を小さい数字として扱っているため符号が逆になります)。

全銘柄の平均格付けとの相関
開発活発度DEV75.7-0.771
ドキュメントDOCS75.9-0.768
エコシステムECOSYSTEM75.0-0.756
勢いMOMENTUM76.0-0.751
価格競争力PRICING81.3-0.668
日本語対応JP69.4-0.640

最も効いているのが開発活発度-0.771)で、最も効いていないのが日本語対応-0.640)です。価格競争力は平均81.3と6軸で最も高く、ほとんどの銘柄が高得点なので差がつきません。無料プランを持つ銘柄が多いためで、料金の安さで格付けが上がっているわけではない点は押さえておいてください。

日本語で使う人にとって重要なのは日本語対応です。平均69.4と6軸で最も低く、それでいて格付けへの効き方は最も弱い。UI・ドキュメント・サポートの3つすべてが日本語に対応していると掲載データが持っているのは239銘柄中24件(10.0%)だけです。上位帯97件のうち15件は日本語対応が70点未満のまま上位帯に入っています。

格付けは、日本語で使いやすいかをほとんど保証しません。英語のまま使える人は気にしなくてよく、社内で配る・非エンジニアに渡す前提なら、格付けより先に日本語対応の数字を見るほうが早い、というのがこの表の実務的な読み方です。

同じ格付けでも中身は逆になる

いちばん銘柄数が多いA格(108件)のなかで、日本語対応は30点から96点まで開いています。文章・翻訳A16件を例にとると、最も高い文賢96点、最も低いGrammarly32点で、差は64点。それでいて6軸平均は69.370.3でほぼ並びます。同じ格付け・同じカテゴリでも、日本語で使えるかどうかは正反対ということです。

逆転は格の境界もまたぎます。AAAのうち6軸平均が最も低いOllama81.3、AAのうち最も高いFathom93.0で、AAの62件がAAAの最下位を上回っています。矛盾ではありません。確定格付けは6軸平均の順位ではなく、3モデルの判定の中央値で決まるからです(規程は/methodologyに全文あります)。格付けと6軸は別の物差しで、片方をもう片方の要約として読むと必ずずれます。

判定が2段階以上割れた58件は審査割れ一覧に全件出しています。候補がここに入っていたら、確定格付けの1文字ではなく銘柄ページの判定根拠3社ぶんを読んでください。割れは「評価が定まっていない」という情報であって、製品が悪いという意味ではありません。

この格付けの限界——3つ書いておく

1つめ。実際にモデルへ採点させたのは3社のうち2社です。GPTとGeminiは全銘柄を実採点していますが、Claudeの判定は編集部が同じ6軸で設定したシード値で、Claude本体による全銘柄の実採点はまだ実施していません。これは/methodologyの運用状態の開示に書いてあるとおりです。3社の判定を並べて読むときは、この差を前提にしてください。

2つめ。採点日がそろっていません。掲載データ上、GPTの採点日は2026-07-24、Geminiは2026-09-01で1か月以上開いています。この間の値上げや機能追加は片方にしか反映されていない可能性があり、割れの一部はこの時間差に由来します。

3つめ。当サイトは独立した第三者の格付け機関ではありません。同一の資料・同一の6軸のもとで各AIモデルに採点させた結果であり、モデルの版や設定が変われば判定も変わります。指数についても公開情報に基づく推定シード値を含むβ運用です。最終的な編集責任は運営者(Creative Node)が負っています。

そのうえで、中立性について数字で1つ。現在アフィリエイトリンクを持つのは7銘柄で、そのうち上位帯(AAA・AA)は0件です。報酬が出る銘柄が1つも上位帯に入っていない、という状態がそのまま公開されています。報酬額で順位を入れ替えないことが、このサイトが格付けを名乗る唯一の根拠です。

最後に使い方をまとめると、順番はこうなります。格付けでBBB以下を外す、6軸で自分の条件に効く軸だけを見る(日本語で使うなら日本語対応、長く使うなら開発活発度)、審査割れなら3社の判定根拠を読む、無料枠があるものは自分の用途で試す。格付けの1文字で決めないことが、このページで伝えたい唯一の点です。

6軸の定義・7段階の定義・審査手順・利益相反の管理まで全文公開

指数算定要領・格付け規程を読む →

FAQ

よくある質問

「A」はどのくらいの評価?
中央値です。掲載239銘柄のうちA以上が205件(85.8%)を占めており、Aは上位に入った印ではありません。上位帯はAAA・AAの97件(40.6%)です。
AAAとAAの違いは?
規程上、AAAは「全軸で業界最上位帯にあり、重大な懸念がない」、AAは「最上位に準ずる。主要軸の減点が僅少で、実用上の弱点がほぼない」と定義しています。ただし確定格付けは3モデルの判定の中央値で決まるため、6軸平均ではAAがAAAを上回る例があります。購入判断ではこの1段階の差より6軸の中身を見てください。
日本語で使いたい場合、どこを見ればいい?
評価6軸の「日本語対応(JP)」です。全銘柄の平均は69.4で6軸のなかで最も低く、格付けへの効き方も最も弱いため、格付けが高くても日本語対応が低い銘柄があります。上位帯97件のうち15件は日本語対応が70点未満です。銘柄ページのUI・ドキュメント・サポートの対応表とあわせて確認してください。
6軸のスコアはどうやって決めている?
GitHub指標・パッケージDL数・検索トレンド・価格イベント・ニュースイベントの5種のデータソースを重み付けして算定する設計です。ただし現時点ではクローラーが全面稼働しておらず、公開情報に基づく推定シード値を含むβ運用です。算定要領の全文と現在の運用状態は /methodology に公開しています。
格付けはいつ更新される?
掲載データ上の直近審査日は2026-09-01です。採点日は審査員ごとに異なり、GPTは2026-07-24、Geminiは2026-09-01と1か月以上開いています。またClaudeの判定は編集部が設定したシード値で、Claude本体による全銘柄の実採点はまだ実施していません。
このページに広告は含まれる?
含まれません。格付けの信頼性を説明するページに換金導線を混ぜると説明そのものの説得力がなくなるため、アフィリエイトリンクは1本も置いていません。なお掲載239銘柄のうちアフィリエイトリンクを持つのは7件で、上位帯(AAA・AA)は0件です。

掲載内容は作成時点の集計に基づきます。格付け・指数は公開情報に基づく参考値(一部に推定シードを含む)で、契約前には必ず各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。