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Claude(クロード)というAIを作っているAnthropic(アンソロピック)社が、7月24日に新型モデル「Claude Opus 5(オーパス5)」を発表しました。発表されたその日から、もう誰でも使えます。 今回の何がすごいのか。ひとことで言うと、「値段はそのままで、頭だけ良くなった」ことです。同じ会社でいちばん賢い最上位モデル「Fable 5」に近い賢さが、半分の値段で使えるようになりました。スマホでたとえるなら、最上位機種とほぼ同じ性能の新機種が、いきなり半額で出てきたような話です。
賢さはテストの点数にもはっきり表れています。 プログラミングの能力を測るテストでは、歴代最高記録を更新して、前のモデルを大きく引き離しました。「初めて見るパズルを、その場のひらめきで解けるか」を測るテスト(ARC-AGI-3)では、なんと2位のAIの3倍の点数です。 そして実際に使う人にとって一番うれしい変化が、「自分のまちがいに自分で気づいて、直せるようになった」ことです。今までのAIは、長い作業をさせると途中のミスにひきずられて、最後にはぐちゃぐちゃになることがよくありました。そこが強くなりました。 ほかにも、頭の使い方を「軽め・ふつう・本気」の3段階から選べる仕組みが付きました。かんたんな仕事は軽めモードにすれば料金の節約になります。急ぎ用に、2.5倍のスピードで答える「Fast mode」(料金は2倍)も追加されています。
どこで使えるのかというと、Claudeの有料プランに入っている人は、追加料金なしでもう使えます。いちばん上のMaxプランでは標準モデルとして、Proプランでは「選べる中で最強」のモデルとして使えます。チャット版のclaude.aiのほか、開発者向けのClaude Codeや、GitHub・Amazonのサービス経由でも使えます。
発表から24時間、海外の開発者たちの反応は「すごい」と「とまどい」に真っ二つに割れています。 まず「すごい」側。ほめられているポイントは3つです。 1つ目、アプリやWebサイトの画面を作るのがうまい。2つ目、まちがいを自分で直すので、長い作業を安心して任せられる。3つ目、なにより「いちばん賢いクラスのAIが、半額で毎日使える」こと。 「久しぶりに、毎日使うメインのAIが変わりそうだ」という声や、ゲームや3D空間を作らせた結果を見た「ここまで来たか」という驚きの声が並びました。
一方で、「とまどい」側の声も無視できない量があります。 よく出てくる言葉が「性格が神経質」。指示に言い返してくる、作業を途中でやめてしまう、今まで使っていた指示文をそのまま使うと調子が悪くなる——そんな報告です。 おもしろいのは、有名レビュアーのClaire Voさんの話です。「正直、一緒に働きたくない」と言いながら、AIの名前をかくして実力だけをくらべる「覆面テスト」では、このOpus 5を1位に選んでいました。つまり、「好きになれないけど、実力は本物」ということです。 別のレビュアーのDan Shipperさんは、「今までの指示文を全部捨てて、まっさらな状態から使うと急に良くなる」とアドバイスしています。賢くなったぶん、付き合い方にコツがいるAIのようです。
発表からたった1日で、もういろいろな作品が生まれています。 たとえば海外の開発者Ashutosh Shrivastavaさんは、自作のシューティングゲームに「新しいステージを追加して」と頼んだところ、ゲーム全体のコードを理解して新ステージを丸ごと自作し、世界観に合うアートまで作り、頼んでいなかった問題点まで直してくれたと報告しています。 ほかにも、ブラウザで遊べるMinecraft風のゲーム(セーブ機能や、昼と夜の切りかえまで付いています)。ゲームの空間をまるごと自動で組み立てた例。プログラミングをやったことがない人が、30分でWebアプリを3本完成させたという報告。 日本でも「かんたんな指示と画像2枚で、宣伝動画が一発で出てきた」「Fable 5との差がわからないのに、この値段は安い」という声が上がっています。
では、どう使えばいいのでしょうか。海外のヘビーユーザーの間では、早くも役割分担が決まりつつあります。 いちばん難しくて時間のかかる仕事は、最上位のFable 5に。毎日のふつうの作業は、Opus 5に。 乗りかえるときの注意はひとつだけです。今まで大事に育ててきた長い指示文を、そのまま持ちこまないこと。新しい小さな仕事から、「軽め」モードで試すのが、今のところいちばん安全なやり方とされています。
最後に、当サイトの見方です。 今回いちばん大事なのは、AIの「賢さの値段」が半年ごとに半分になり続けている、という事実です。性能2倍・値段そのままの新型が当たり前になった世界では、差がつくのは道具の値段ではなく、使う側の工夫です。 AIツール市場としては、CLDE(Claude)銘柄にはっきりした追い風です。「性格のクセ」がこの先どう評価されていくか、2週間ほどレビューを追いかけて続報します。
出典(一次情報): https://www.anthropic.com/news/claude-opus-5 (Anthropic公式発表) https://x.com/search?q=Claude%20Opus%205 (使用感・デモの反応)
